2019年10月5日土曜日

補足: 英国 ジョージ3世 イミテーション・トークン 1860〜1870年

英国 ジョージ3世のイミテーション・トークンについて、バーミンガム美術館に問い合わせた際の回答は、以下の通りです。

⇒ 元記事:英国 ジョージ3世 イミテーション・トークン 1860〜1870年

Hi,
Thank you for getting in touch.

These letters probably refer to the maker of the token, NCR and Co. in Birmingham.

The letter 'BIRM' suggests it was made in Birmingham.

I'm not sure of the date as they are made later in the Victorian period too.

The 'spade' guinea was extensively copied in the 18th Century and imitations such as this one were often used for advertising purposes or as counters for gambling.

I hope that helps.

この銘の文字(最初のN.C.R.ET.CO.)は、バーミンガムのトークン・メーカーであるNCR and Co.を表していると思われます。

また、B.I.R.Mの文字は、このトークンがバーミンガムで作られたことを示していると思われます。

いつ頃作られたかについては、サイトに載っているトークンと同様に、このトークンも後ほどのビクトリア時代に作られたものなので、断定することはできません。

”スペード”ギニー金貨は、18世紀に広範にコピーされ、このトークンのようなイミテーションは、広告やギャンブルのカウンター(点棒)としてよく使われていました。

にほんブログ村 コレクションブログ コイン・貨幣へ
にほんブログ村

0 件のコメント:

コメントを投稿

英国 エドワード7世 1ペニー銅貨 1910年

1910年に英国で発行された1ペニー銅貨を紹介します。 1910年は、エドワード7世の在位中(1901年ー1910年)最後の年に当たります。 エドワード7世はビクトリア女王の長男。 ビクトリア女王の治世が長かったせいで、即位したのは59歳の時だったとか。 若かりし頃の紅顔の...