私にとっては、記念すべき初めてのカナダのコインです。
カナダは位置的に米国との貿易関係が強く、英連邦ながら1858年に十進法のカナダドルを導入しています。
この銀貨の大きさは直径23.62mmで、英国の硬貨でいうと23.5mmの1シリング銀貨と同じぐらいの大きさです。
表は、エドワード7世の右向き胸像。
周りには、EDWARDVS VII DEI GRATIA REX IMPERATOR の銘。
Edward VII, King and Emperor by the grace of God
エドワード7世、神のご加護による国王、皇帝
彫刻師は、英国のメダリストである George William de Saulles (1862-1903)です。
あまりよく見えませんが、そのつもりで見ると、胸像の下のところに、DE S とイニシャルがあるようにも見えます。
裏は、上に王冠、両側にカナダらしくメープルの枝、そして中央に
25 CENTS CANADA 1909
とあります。
彫刻師は、英国造幣局の William Henry James Blakemore (1871-1945) です。
この銀貨は、ニュージーランド・クライストチャーチのコインディーラーのお店で見つけました。
ニュージーランドもカナダも同じ英連邦ということですが、どのようにして海を越えてカナダからやってきたのでしょうか。
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